ちまたでうわさの麻疹(はしか)の話題(2)
麻疹の流行が現在話題となっています。
感染症の流行については「感染る」「重症化する」などの不安感、恐怖感がニュースなどでどうしても先行しがちです。怖がらず、しかしひるまず対応するにはどうするべきか?「麻疹(はしか)」について整理してまとめた2回目です。
ワクチンを打つ!といっても
麻疹単独ワクチンは品薄だそうです。ほとんど入荷できそうにありません。
したがって「麻疹・風疹ワクチン」を予防投与に使用しています。
お問い合わせください。都度、対応いたします。
麻疹の流行が現在話題となっています。
感染症の流行については「感染る」「重症化する」などの不安感、恐怖感がニュースなどでどうしても先行しがちです。怖がらず、しかしひるまず対応するにはどうするべきか?「麻疹(はしか)」について整理してまとめた2回目です。
麻しんの流行状況(東京都 2018年)を引用しますね。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/measles/measles/
杉並区はまだ報告例がありません。
じゃ、予防でワクチン打つの打たないの?の議論は。。
CRCさんの下記記事によると
http://www.crc-group.co.jp/crc/q_and_a/123.html
「これまでウイルス感染症に自然感染すると一生罹らない(終生免疫)と考えられていましたが、高齢化や抗癌剤・免疫抑制剤・ステロイド等の治療により、免疫が低下した場合、感染する可能性があります。免疫の持続期間は自然感染で40~50年、ワクチン1回接種で約10年といわれています。よって、感染歴、ワクチン接種歴があっても免疫能の有無を抗体検査で確認します。
発症予防に十分な抗体価が無い場合はワクチン接種によって免疫を増強します。十分な抗体価を有する場合、ワクチン接種は不要です。」
採血をした上で抗体価の評価が重要です。以下のごとく基準があります。。
”基準に満たない”ならばワクチン接種を、ということになります。