のどの前のほうが痛い… 亜急性甲状腺炎について
「のどの前の方が痛くて動悸や倦怠感もある 」という相談を受けることがあります。その中に、亜急性甲状腺炎という病気が隠れていることがあります。
亜急性甲状腺炎は、ウイルス感染などがきっかけで甲状腺に炎症が起きる病気です。特徴は、甲状腺の部分(のどぼとけの下あたり)を押すと強い痛みがあること。痛みが左右に移動したり、首や耳に広がることもあります。熱が出たり、だるさが強く出る方も少なくありません。
血液検査では炎症反応が高くなり、甲状腺ホルモンが一時的に上がるため、動悸や手の震えが出ることもあります。多くは数週間から数ヶ月で自然に治りますが、痛みが強い場合は炎症を抑える薬を使います。
「風邪だと思っていたけど、のどを押すと痛い」という方は、一度ご相談ください。早めに診ることで、安心して過ごせるようになります。
