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サッカー日本代表も実践する「温熱順化」…皆さんも取り入れてみませんか

[2026.07.08]

前回は熱中症の話をお伝えしましたが、予防の重要な鍵となるのが温熱順化です。サッカー日本代表のフィジカルコーチも、海外遠征前に厚着をして運動したり、サウナなどで体を徐々に暑さに慣らす方法を推奨しています。一般の方々にも、ぜひ取り入れていただきたい習慣です。
私は大学病院時代に暑熱期の救急外来で多くの熱中症患者さんを診てきました。急に猛暑が訪れると、体が対応しきれず心拍数が上がり、汗の質も悪くなって危険です。理想は2週間程度かけて徐々に行うことです。


簡単な実践方法:

朝夕に少し厚着をして散歩や軽い運動を。最初は短時間から始めましょう。
お風呂は少し熱めのお湯で長めに入り、汗をかく習慣を。
水分・塩分を意識し、普段の睡眠と食事も整えて体力のベースを上げておく。
お子さんやご家族と一緒に取り組むと、効果的です。

エアコンに頼りきりになるのではなく、体を強くする方が資源を大切にしつつ、健康を守ることにつながります。ナフサ不足などエネルギー面でも配慮が必要な今、無駄な電力消費を減らせる良い機会です。クリニックの患者さんにも「今から順化を始めましょう」とお勧めしています。
皆さんも少しずつ実践して、今年の夏を乗り切りましょう。体を慣らすことで、熱中症のリスクを下げられます。

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