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訪問診療における「もしもの時」

[2026.05.20]

訪問診療を受けている患者さんやご家族から、よく聞かれる質問があります。
「先生、夜中や休日に急に具合が悪くなったらどうなるんですか?」
実際に訪問していると、この不安を一番多く感じます。在宅で過ごしたいけれど、「何かあったらどうしよう」という心配が残る方は少なくありません。
先日も、80代の男性の奥様から同じ相談を受けました。ご主人は心臓が弱く、訪問診療を続けていますが、「夜に息が苦しくなったら…」と心配されていました。救急医療を20年経験してきた私からすると、この「もしも」の不安はとてもよく分かります。
訪問診療は、家でゆったり過ごせるメリットが大きい反面、病院がすぐ近くにないという不安もあります。特に一人暮らしの方やご高齢のご夫婦では、この点が大きな課題になります。
そこで大切になるのが、日頃からの準備です。

・普段の体調をしっかり記録する
・かかりつけの病院との連絡先を家族で共有する
・急変時の目安(息苦しさ、意識の変化など)を家族で知っておく
第2話では、実際に「もしも」が起きた時の対応の流れをお話しします。
在宅を考えている方、外来で「訪問診療のリアルなところ」を知りたいという方は、ぜひ続きも読んでみてください。
不安な気持ち、遠慮なくお聞かせください。一緒に安心できる形を考えましょう。

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