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健診の蛋白尿陽性、eGFRが重要です! ー腎硬化症についてー

[2024.09.11]

腎硬化症とは、高血圧などが原因で腎臓の血管が硬くなり、腎機能が低下する病気です。主に高齢者に多く見られますが、長期間の高血圧や糖尿病、高脂血症などがある方は、若年でも発症リスクがあります。腎硬化症は、初期には自覚症状がほとんどなく、病気が進行しても症状が現れにくいため、多くの人が見過ごしてしまいがちです。しかし、放置すると腎機能がさらに低下し、慢性腎臓病(CKD)に進行する可能性があります。

腎硬化症の診断は、主に血液検査でeGFR(推算糸球体濾過率)の低下や、尿検査で蛋白尿が見られることから推測されます。これらの検査結果を元に、医師が病気の進行度を判断し、適切な治療方針を決定します。

治療の基本は、まず高血圧をしっかり管理することです。適切な降圧薬を使用し、血圧を安定させることで、腎機能の低下を遅らせることができます。また、食事の塩分を控えることや、適度な運動を行い体重を管理することも大切です。

腎硬化症は、症状がないからといって放置していると、気づかぬうちに腎臓の機能がどんどん低下してしまいます。定期的な健康診断を受け、早期発見・早期治療を心がけることが大切です。腎硬化症について気になることがあれば、浜田山ファミリークリニックに相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。 

当院では少しでも地域の方々に良い医療的アドバイスを送りたいと望んでいます。疑問点はどんどん質問してくださいね!

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